父のあげる母乳
パパは母乳を出せないからね、これを使うのさ。
プラスチック深めの箱に、水と消毒薬(うちはミルトンの錠剤みたいなもの)を入れておく。
これの効果持続は24時間。
だいたい毎朝作っておく。
奥さんが母乳を搾って専用パックに入れて冷凍。
我が子に飲ませる時は、それを湯煎で解凍。
哺乳瓶に移して、母乳を人肌くらいの温度になるまで冷やしたりしてから授乳。
生後約2ヶ月で、現在は140ml~180ml飲む。
母乳が足りないと粉ミルクを作るけど、うちの奥さんの場合、母乳がバンバン出るから、粉ミルクはあまり使わない。
飲み終えた哺乳瓶や乳首は、細長いボトルにも使えるタワシと、赤ちゃん用洗剤を使ってお湯で洗う。
最初は水で洗ってたけどヌルヌルが落ちなくて、お湯を使うようになった。
母乳はけっこう脂っぽいみたい。
そして、赤ちゃん用洗剤はなぜかサイダーみたいな香り。笑
洗った哺乳瓶やパーツは、作っておいた消毒液に浸けて1時間放置。
1時間で消毒完了。
トングで取り出して乾かす。
消毒液に手が入らないよう注意。
消毒液が穢れる。笑
授乳はだいたい3時間置き。
朝、奥さんが母乳をあげた時間を聞き、奥さんが帰宅するまで3時間置きに授乳していく。
赤ちゃんの胃は筒状だから、授乳とほぼ同時に押し出されたウンチョスが出る。
まさにロケット鉛筆。
授乳後、おむつ交換。
ウンチョスの色をチェック。
白いウンチョスは異常のサイン。
今のところ我が子はがっつり真っ黄色かちょい緑。
出す量が多いと時々おむつからはみ出て服やお包みが汚れる。
汚れたら手洗いして漂白剤をつけてしばし放置。
数時間後、また手洗いしてから洗濯機に入れて洗う。
我が子の授乳は、準備から片付けまで含めるとだいたい30分~40分はかかっている。
ウンチョス被害が服やお包みなんかに及ぶと、さらに時間がかかる。
3時間置きにこれはけっこう大変かもしれないけど、我が子の笑顔一つでそんな苦労も吹っ飛ぶ。
父性というものは母性に比べてなかなか湧いてこないものらしく、それを補う為、赤ちゃんは最初、パパに似て産まれてくる……
という話を聞いた。
まじかー…
その作戦、大成功しとるわー…。笑